ゴリックス 片面ビンディング 片面フラットペダル
過去記事を見たところ、通勤用MTBのペダルをゴリックス製の物に換えてから1年が過ぎたので、使用感の報告をば。
装着直後は、ペダルの回転が悪いとゆーか、渋いとゆーか、そんな感じでビンディング面が下を向かずクリートキャッチでペダルを目視する必要性がありました。
しばらく走ってグリスが馴染んだらいい感じになるのかな?と思っていましたが、いい感じになるまで半年ぐらいかかった気がする。
そして、その頃にはフラット面を使用すると キュッ キュッ という異音が。
グリス切れ、でしょうね。
自転車通勤では月に200kmほど走ってるので、半年だと1000kmほどになります。
つまり、ペダルがいい感じで回る頃にはグリス切れの症状が出たことになります。

グリスアップも兼ねて、分解してみましたが、シマノ製ペダルと比べて、明らかに構成パーツが少ない!
軸とグリスシール、スペーサー、ベアリング、ナット、蓋、踏み面、とこれだけ( ゚Д゚)
半年目のグリスアップでは、「そりゃぁ、回らんはずやわっ!」と納得するぐらいの、スティック糊かと思うようなグリスが塗られていました。
さすがに、そんなに硬いグリスは持ってないので、普通のシャーシグリスを塗りたくってさらに半年。

回転はスムースですが、フラット面を使うとやはり音鳴りが続きました。
クランク側の軸に変色が見られますね

裏側は変色してないので、踏み込み時の変形による摩耗なのでしょう。
写真は右側ペダルですが、左側ペダルはグリスシールが欠損しており、中のグリスはカラッカラ・・・
メンテナンスせず使ってたら、いつかペダルが折れてたかもしれませんねぇ(笑)
結論
安い商品には企業の努力や妥協が詰めこまれてる!ということですよ。
なるべくメンテナンスの回数を減らして、かつ、安全に使いたいと思うなら安い理由がどこにあるのかを考えるべきでしょう。
なんか、悪い商品みたいにレビューしてますが、構造自体がとてもシンプルで、メンテナンスも簡単ですから、グリスとシールを変更してまだまだ使うつもりですよ。
さすがに10年は持たんやろうけど
なお、2022年4月現在、レビューしたペダルは仕様変更されているようですので、構造も耐久性も変わっていると思います。
同じペダルをお使いの方は、軸にグリスが残っているかを点検してみてくださいね。
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