落ち武者伝説を辿る 2
前回の続き、といいますか、時間切れで走れなかったルートの続きを別の日に走ってきた記録でございます。
なので、今回も越知町の宮の前公園に車をデポってスタート♪
越知町宮の前公園スタート 2回目
前回とは違い、キャンパーは見当たりません。駐車場も停め放題
\(^o^)/
本来のルートに復帰するため、まずは県道18号を桐見川まで上っていきます

桐見川地区はこの谷間を進んだ先、正面に見えてる山の裏側ぐらいでしょうかね
今は雲が多めですが、この後晴れて来る予報なので、今日は暑くなりそうです

桐見ダムの堰堤を渡ってみる。
桐見川へとか言いながら、川の名前が坂折川だったりして混乱
(・・?

40分ほど走って本来のコースに復帰です
前回はこの分岐を奥から来て後ろに下っていきました。分岐があることなど全く気付かずに(笑)
ここスピード出るし、
かなり注意しないと通過しちゃうね

越知町 長者
上に見えてる道が県道18号だね~
この道は 初・体・験!

地図上ではかなり狭そうな印象だったのですが、意外と走りやすそうだぞ

少し走って集落に入りました。
多分、
きっと、
ここより奥に人は住んでない。。。
左に進むと「土佐の投入堂」とも言われる聖神社があるのですが、
ここから5km+αはちと遠いので、今回はパスね

かなり、限界集落みを感じますなぁ
「長者」って名前の地区は山を一つ越えた仁淀川町にもあるんですよ
どういう意味合いなんでしょうか?



少し期待してましたが、自販機ひとつありませんのでご注意を。

名も無き峠越え
集落を越えてから少しずつ斜度が上がってきて、目の前に山が迫ります。
ただ、路面は悪くなく、普通に舗装林道。
前回走った県道18号の大峠北側と比べたらもう国道並ですわw
本格的に登坂開始かと思われる辺りで不思議な神社(?)があったので写真を撮らせて頂きました
<(_ _)>
由来も何も記されてないのですが、個人名を付された、とても気になる神様です

スタートから2時間弱。ずいぶん上ってきました
静かな山の中はウグイスがうるさいくらい

津野町の風車群が近づいてきましたね
あそこまで、高さは300mぐらいかな

さらにゆるゆると上って行くと峠となり、三差路に差し掛かります
この分岐を左に進むと風車のある風の里公園に行けるらしいです。
今日は上りませんが、思ったより路面がいいのでいずれ走ってみようかな。

ここで標高は700mほど。峠ではあるけど、展望は開けてないし風の里に向かってはまだ上るので坂の頂上ぐらいでしかないね
でも、少し下って行くと北側の展望が開けて、いい感じで次に上る山が見えます

鳥形山
風車の里への分岐点からずいぶん下ってきたと思ったのですが、振り返るとすぐそこに風車が
(゚д゚)!
写真だと小さく見えますが、ブンブンと羽の回る音が聞こえる距離なんですよぉぉ!!

下ってきたのに尾根筋に近づくとはどーゆーこと??
さらに下って下って、ようやく人里にでました。
2時間ぶり。
そこで最初に出会ったのがこれだった。。。

トイレの神様・・・なぜに?
右の石碑に何か平安遷都の際に云々と書かれているように思うのですが、私には日本語がわかりません
(;^_^A

トイレの神様だけに、さらりと流して先に進みましょうね
この神社から国道439号まではすぐ。
国道に出たら2kmほど下り、鳥形山森林植物園 を目指して2回目のヒルクライムとなります

まぁ、この山が本日の主役!
メイン!!
ボス!!!
ですわ
(ヽ’ω`)
距離は約9km
平均勾配9.5%だって。
上り始めから嫌になる斜度ですがな。。。
3kmほど上って小休止

上ってる途中にある集落はここだけ。
でも、お店や自販機は見かけなかったな
ルートを外れて鉱山事務所まで行けば自販機があります
斜度は一向に変わらず、9~10%を行ったり来たり。
まぁ淡々とペダルを回していれば自転車は進むもので、
心を無にペダルを踏むこと1時間
鉱山専用のトンネルに到着。

ルートはこのトンネルが見えたらほぼ終わったようなもの。
あと50mも進めば分岐を下る方向に進むのですが、

今日はせっかくなので森林公園の駐車場(車で行けるほぼ最高地点)まで足を延ばすのだっ!
簡単に足を延ばすゆーてますが、分岐からは2kmちょっとありまして、
上るのに20分もかかったんですよ?
誰か褒めてw

てっぺん到着!
駐車場からは東~北側の展望が開けてまして、みんな大好き(?)中津明神山がすぐそこに♪
さすがに、この後あそこまでは上れる気がしない。。。
てっぺん駐車場でお弁当(ってもおにぎり1個なんだが)食べてリスタート!
2km下って分岐に戻り、さらにさらに下っていくと
なんと!!
都
に着いたのですよ
とんでもない山奥なのに。

伝説の里 都
ここは『伝説の里 都』
まぁ、そう書いとるわな(笑)
何が伝説かってゆーとだな

昔むかし、屋島の戦いで敗れた平家一門がこの地まで逃げ延び、暮らしていたという地なのです。
さらに、壇之浦で崩御された安徳天皇も、もしかすると、ここに隠れ住んでいたのでは!!??
とも言い伝えられておりまして
まさに伝説の里
では、伝説の都とやらに行ってみようではないか!

まぁ想像どおりですが、都会っぽさなどどーこにもございません
簡単な案内板が簡単過ぎて、全くわからん!

と、思いきや、間違うような道もないため、案内板のとおりなのでした

奥の安徳天皇御陵まで行こうとしたのですが、ここのお宅のワンコにめっちゃ吠えられた
(◎_◎;)
ので撤退
人が住んでるとは思わんかったよ

伝説の里から少し離れると展望のよいところがありました


辺りを見回すと山深いことが分かります
800年、900年前はどんな景色だったのでしょうね

別枝へ
伝説の里から下ること1.5km
少し大きな町道(?)に出ました

この少し大きな道はどうやら津野町の国道439号に繋がっているらしい。
しかし令和6年5月現在で、崩土通行止めとありました
この道も気になるので、いつか走らねば!!

分岐からさらに下り続けていくと、ポツリ ポツリと人が生活している気配が増えてきまして、
でっかい駐車場に到着。
何?この広すぎる駐車場?

ここは土佐三大祭りとも呼ばれる『秋葉祭り』で有名な別枝地区ですよ
この地区にある秋葉神社も平家の落ち武者に由来します
お祭り当日には観光バスまでやってくるので、このような大きな駐車場が用意された次第なのです。

とってもわかりやすい地図ですが、距離感がw
と、今回のルート試走はここまで。
仁淀川町の中心地に戻り、唯一のコンビニで休憩してからデポ地の宮の前公園へ戻りました

まとめ
今回のコースのメインは鳥形山から都!
まさに平家落ち武者たちが隠れ住んでいたであろう場所です。
予想外にも、越知町桐見川から風車の下へと続く道も、楽しい道でしたが
(≧∇≦)
さて、残るはルートの後半部分
仁淀川の東側だなぁ
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