ぎっくり腰とはなんぞや

腰痛と腸腰筋 こんな1日

みなさんぎっくり腰やったことありますか~?
痛いですよねぇ
骨折するよりずっと痛いと思ってます。

過去日記を見てみたら、昨年の4月にもやってますね(;´Д`)

しまなみポタリング(田浦峠と宗方峠)
平坦路の多いしまなみ海道でキツイよ、と聞いていた田浦峠と宗方峠を走ってきました。峠であって山じゃないので亀老山や開山みたいにきつくはなかったな。恐れる必要なし。

職業病みたいなものなので致し方無いのですが、実際には仕事中じゃなくって家庭で油断してるときにやっちゃいます

 仕事中なら労災になるのに(笑)

今回は、出がけに玄関でカギを掛けようとして

はーーーっくしょん!🤧

とやった瞬間に動けなくなりましたの

悶絶、、、

 

玄関の戸にカギを挿したまま数分間、フリーズ

その後、閉めた戸を開け壁伝いに廊下へ移動して耐えること半時間。

 ・・・この間に保険のセールス来て、奥様によろしくとチラシを置いて帰る。

この状況みて何も思わんかったんかーーーーっい(; ・`д・´)

 

5年ぶりくらいの大発作でしたよ

 

ぎっくり腰はどこが痛いの?

さて。

ぎっくり腰ってどんな病気(ケガ?)でしょうか?

重い物を持ったときに「グキッ」とゆーのをよくイメージすると思いますが、先に書いた状況のように、咳やくしゃみが引き金になることもあります(経験上、こちらの方が多いように思います)

ぎっくり腰は背骨や腰骨が折れるようなケガじゃなくて、骨につながる筋肉の負傷です。

(ただし、尻もちをついて起こった腰痛は腰椎や脊椎の圧迫骨折の可能性があります)

圧迫骨折脊椎圧迫骨折の例

だから、グキッという音なんかしませんし、どっちかちゅーとビシッと電気が走る感じですね

 

でも、筋肉を傷めたはずなのに、痛いのは背骨ですよね?

では下の図を見てください。

腸腰筋と腰痛

腰痛と腸腰筋

ちょうどぎっくり腰で痛くなる背骨付近に筋肉がくっついてますよね?こいつらが腰痛に関与しております。

実は骨自体には痛みを感じる部分があまりなく、その周囲の筋肉や血管などが損傷することで痛みとして感じています。

「中腰の作業を続けた」「重い物を持った」「かかんだ姿勢でくしゃみをした」

このようなときに、図の“腸腰筋”を急激に収縮させ、その能力を超えてしまうと一部が背骨からはがれたり、筋組織がちぎれたりします。

(中には重さや筋肉の収縮力に骨が耐え切れず椎間板がつぶれちゃうこともあるでしょうね。その時、椎間板が飛び出たら椎間板ヘルニアで、それが神経に触れると脚に痺れが出ます)

これがいわゆる ぎっくり腰 です

 あ、医学的根拠のない個人的体験による見解です。身体の構造が異なる方もは参考になりません。悪しからず。

そして、この筋肉の図を見てわかるように、左右の腸腰筋は繋がっていませんね。だから腰痛を起こしたときは腰の真ん中が痛くても、実際にケガをしているのは左右どちらかの筋肉、とゆーことが多いです。

傷めた当日は安静にするべきですが、少し動けるようになったら左右どちらの方が痛いかを気にしてみてください。

(私は3日目くらいから右大殿筋の痛みがはっきりしてきました。いつもここが原因なんですよ)

 

犯人は腸腰筋だけじゃない!

うちのブログは自転車がメインなブログなので、少し関係あるお話も。

腰痛は腸腰筋が原因のことが多いのですが、筋肉というのは単独で作用しているわけじゃありません。

腰を曲げる、物を持ち上げる…腰回りの筋肉を触りながらそのような動作をしてみるとわかりますが、太ももからお尻の筋肉も一緒に動きます。

腰痛と脚の筋肉  腰痛と脚の筋肉

いろんな筋肉が連動していないと身体を動かすことができない仕組みなんですね。

実はこれが曲者で、自転車でよく使う大腿直筋や大腿二頭筋、大殿筋などを酷使し過ぎた場合、それらの筋肉は炎症を起こし収縮し、固くなります。

 

大腿二頭筋が収縮して伸びが悪くなった状態で腰を前かがみにするためには、当然、腸腰筋に負担がかかり、普段以上に背骨を引っ張ることになりますよね?

つまり、脚の筋肉が伸びないせいで腸腰筋に負荷がかかり、腰痛になる!

長い坂を上り続けてると腰が痛くなるのは、このような状態でしょう。

(ダンシングを混ぜたり、ポジションを変えて使う筋肉も変えることで腰痛が治まると思います)

もちろん、脚だけじゃなく上半身でも筋肉が繋がってるので肩こりから腰痛といった影響がでますが、大腿の筋肉みたいに大きくないため、影響が小さいのです。

 

腰痛は治るか?

腰痛は治ると思いますが、完治したから二度と発症しないとゆーわけじゃないでしょうね。

むしろ癖になってしまう気が(;^_^A

で、初発の方が私の治療法を参考にして悪化したから責任とれっ!って言われても民間療法を当てにしたあんたが悪いのじゃ!ワタシは知らんよっ😛てことだけは言っときますからね。最初はちゃんと病院行って下さい。

何度も腰痛になってて、「病院行ったち湿布しかくれんき、行かんでえぃ」って人だけ参考にw

  1. 筋肉のケガなので、基本はR・I・C・E。
    まず発症初日は安静第一で、アイスパックなどで患部を冷却します。これにより、筋肉内の出血や浮腫を抑えることができます。腰なので圧迫と挙上は…ちょっと無理ですね
  2. ちょっと動けるようになってきたら(2日目くらい)、どこの筋肉がケガしたのかを確認します。左右の腰、お尻、太もものツボを押す感じで局所で痛む部位を探します。そして、そこを中心に湿布療法。加えて、貼るカイロで患部を温めます(低温やけどになるので直貼り禁止ね)
  3. さらに、患部に繋がる筋肉のマッサージ。大腿直筋の収縮が原因の腰痛などは膝付近から影響してますので、筋膜リリースの要領でしっかり伸ばしてやると腰痛が和らいでいきます。一人でマッサージをするときはストレッチポールや硬式テニスボールが具合いいです。

決して、患部を叩いたり揉んだりしないように。

あくまで、 周囲の縮んだ筋肉を伸ばすイメージでマッサージしてください。

ここ数年、こんな感じで治療してきました。発症時は冷や汗かいて救急車呼ぼうか!?と思うくらい全然動けない重症さでも、大体1週間ほどで普通に歩ける程度まで回復してます。

この記事を書いている今は7日目ですが、激坂でなければ自転車乗れます。

(むしろ乗った方が治りが早いと思う)

初日 (午後発症)寝たきり

2日目 床に座っていないとパンツが履けない。上半身直立歩行。

3日目 椅子に座ってパンツが履ける。やや人間的歩行。

4日目 立ってパンツが履ける。普通に歩ける。

5日目 座って靴下が履ける。片手で支えながら顔を洗える。

6日目 立って靴下が履ける。軽く走れる。

7日目 支えずに両手で顔を洗える。重いものが持てる。

といった回復具合です

経験者なら判るはず(笑)

 

どうしても休んでいられない人には

腰痛ベルトが必需品

前かがみになれない程、痛みが強い場合は上下幅の広いベルトで、ゴムとマジックテープで締めるだけのものじゃなく、テープを折り返して強く引き締められるものがオススメです。

腰からお腹をかなり強くしめて腹圧をあげてやると楽になります。

なんと!腰痛慣れしてしまったワタクシは腰と腹部の2枚巻きでがっちりマンデー(笑)

そこまでして仕事しなくても~、なんだけど食っていくためなのです(‘ω’)ノ

あとは筋肉痛の回復同様、タンパク質摂取に心掛けております。

 

医者嫌いなわけじゃありませんが、「行ったところで治らない」と思ってますので、くれぐれも私の話を過信しませんように。

ちゃんと診察する選択肢は捨てないでくださいませ。

一番大事なのは、腰痛を起こさない身体の動かし方をすることですよね~

 

くしゃみはヤバイぞ!気を付けろ。

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コメント

  1. カメ より:

    なるほど・・・ヒルクライムで腰や大殿筋と半腱様筋(?)の間が痛くなった謎が解けました!
    大殿筋と半腱様筋の間は乗ってる時は何ともなくて下りたら激痛だったんです(^-^;
    筋肉って繋がってるんですね。
    ずっとシッティングだけで上るのでダンシングの練習して混ぜ込みながらやってみます(^-^)
    それにしても痛そうですね(>_<)
    お大事に。

    • kk460 より:

      カメさん>
      筋肉は裏切らない!ってだれか言ってましたよね。
      筋肉は仲間を裏切るようなことはしないので、ひとつの筋肉が疲れると連帯責任で他の筋肉もがんばる、とゆーことですね(違う)

      くしゃみをする直前にヤバイと感じたんですが、止められないんですよねぇ(笑)

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