雨男、草千里2019へ行く

オートバイ

雨男、草千里2019へ行く

 

10年に一度、阿蘇の草千里にバイク乗りが集まり、写真を撮られるだけのイベント。

10年前の『草千里2009』は愛媛の楽しい仲間たちと走った。

 懐かしい写真が残ってた

20年前の『草千里1999』は開通したばかりのしまなみ海道を走り、広島経由で阿蘇まで”アサガケ”した。

 

20年はさすがに変化が大きく、乗らなくなったり、乗れなくなったり、今回はついに一人旅。

私自身も多忙で、予定を確定できなかったのもある。

息子さまを誘ってみたが、あいまいな返事で断れらたよ。

 

この準備のために、8月に入って愛車の整備を始めたのだが、1週間前になってエンジンがかからなくなったときは焦ったけどね。

 

懸命な治療のかいあって、24日20時半に出発することができた

 旅立ちへの下準備も大変だったのだがここでは書かない。

ちょっとアイドリングが安定しないとゆー不安材料があるが、プラグが焼けてきたら直るんじゃないかな。

 

行くと決めたからには、雨は不安材料にあらず。

 

八幡浜フェリーターミナルに着くと、駐車場で「予約してる?今日は予約でいっぱいらしいよ」と脅されるが、

ぼっちの滑り込みはセーフだった

 

0時20分発別府ゆき

これで5時まで船内仮眠する

 

九州上陸

結局、この便に乗船した二輪車は10台程度だったようだ

 

しかも、四国外ナンバーが大半。

四国のバイク乗りは絶滅寸前なのかも!?

 

二輪車固定用の新兵器が導入されていた

バイクでの九州上陸は前回の草千里以来だからなぁ

 

別府の雨は上がっているようだ。

日の出も遅くなり、5時だとまだ暗い。

近くのローソンで軽く朝食をとっていると夜が明けてきた

 

別府からやまなみハイウェイを走って阿蘇に入る予定なので、ここで給油しておく。

自宅からの走行距離約140kmで11L(12km/L)

まずまずだな。

メインジェットの番手を下げる前は9km/Lくらいだったから、財布に優しくなった

 その分、暴力的加速は犠牲になっているのだが

 

国道500号を駆け上がっていくと、朝焼けが綺麗だったので寄り道する

デジカメの普及で”映える”写真が簡単に撮れるようになって、写真が楽しくなくなった。

 

いい写真=いい機材 でしかないように感じる。

だから最近の私の写真はただの記録であり、メモ帳

 

事故発生

誰もいない城島高原を駆け上がり、

湯布院展望台で自撮り

湯布院に雲海はなかった。

こんなことしてる後ろで、

ガシャン

ジャジャジャー!

という音がする。

 

振り返ると通勤中のTWの兄さんがスリップダウン。

動いてるので大丈夫そうだ。

シャッター切ってから助けにいこう。

 

両のミラーがぐらぐらしていたが、故障はなく、擦り傷で済んだようだ。

職場が近いということで、エンジンをかけてやってリリースする。

免許取り立てだろうか。

 

自分だって久しぶりのロングツーリングだからな

気を付けて走ろう・・・気持ちよいスピードで。

 

8月の気温なのか?

水分峠からやまなみハイウェイへ。

ここでやったコーヒーブレイクミーティングに参加したのは何年前のことか?

あの頃から九州のバイク乗りは熱かったな。

賑わっていたドライブインはすっかり更地になっていた。

 

 

だれもいない道を気持ちよく走る。

 

しかし、6時すぎとはいえ、高原とはいえ、涼しすぎる

九重連山を越える牧ノ戸峠では16℃しかなかった。

 

まだインターネットに電話回線でモデム接続していた時代、ブログなどはなく、もちろんデジカメさえもなかった時代に

あるバイク乗りがここで撮ったバイクの写真をホームページに載せていた

気持ちよさそうな真っ直ぐな道に憧れ、そして、ツーリング風景をネットに上げることに夢中になっていった。

個人のホームページが流行り出していた時代だが、フィルム写真をネットに載せるにはスキャナーが必要で、なかなか大変だったが、現像するまで出来栄えが分からないフィルム写真は楽しかった。

 

フィルムの中には、本当の色があったと思う。

 

つづく。

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